箱根駅伝はいつから始まった?金栗四三が生みの親!第一回大会優勝は?

箱根駅伝 いつから 始まった
シマサウ君
箱根駅伝って2019年で95回も開催されてるらしいよ
サウ君
今年甲子園が100回大会だったけど、大学駅伝が95回も続いてるんだね
シマサウ君
てか・・95年前の大学進学率って・・

箱根駅伝を観てると、白黒のとっても古い写真などが紹介されることがありますよね?

95年前ってことは・・

大正時代?!

箱根駅伝はいつ何がきっかけで始まった大会なのでしょうか?

箱根駅伝の歴史や由来、出場のルールについてもお伝えします!

箱根駅伝はいつ、何がきっかけで始まったの

箱根駅伝が始まったのは1920年、大正ねんのこと。

今から98年も前にさかのぼります。

ここで、箱根駅伝を語る上では欠かせない重要な人物が登場します。

その人の名は、マラソンの父と称えられている金栗四三氏。

シマサウ君
あれ?金栗四三氏ってどっかで聞いたことある名前だよ?

そう、金栗四三氏は2019年のの大河ドラマのモデルになった人物ですね。

サウ君
宮藤官九郎脚本で、金栗四三約は中村勘九郎さんだよね。すっごく楽しみ!

金栗四三氏は1912年のストックホルムオリンピックに参加したものの、途中棄権するという残念な結果に終わってしまいました。

シマサウ君
レース途中で日射病により意識を失って倒れ、近くの農家で介抱されたんだって。

目を覚ましたのは既に競技が終わった翌日の朝であったというエピソードがすごい・・

サウ君
ただし、棄権の意思が運営者側に届いていなかったため、行方不明扱いとされたんだとか・・

そもそも、108年前に日本からストッックホルムに行くって・・・

きっと何十日間という必死の航海だったはず。

サウ君
一度船でロシアに渡ってから、シベリア鉄道でストックホルムへ向かったんだって!

ストックホルムオリンピックは、日本選手団はたったの二人。

それなのに、棄権だなんて・・

この悔しすぎる雪辱を果たすため、金栗四三氏は世界に通用するランナーの育成』を目標に掲げます。

箱根駅伝の前身は『東海道駅伝』だった

ストックホルムオリンピックから5年後の1917年、今から101年前に日本で初めての駅伝『東海道駅伝』が行われました。

シマサウ君
ここでようやく【駅伝】というキーワードが登場するよ

『東海道駅伝』は京都と東京間の516キロを23区画に分けた、大きなスケールの駅伝。

しかもその距離を、3日間夜通しで走り抜きます。

サウ君
ある意味山の神よりも神ってるわ

『東海道駅伝』は大成功します。

『東海道駅伝』を機に、金栗四三氏大学や師範学校に『駅伝を通じてのランナーの育成をするべきだ』という意義を説きました。

そして金栗四三氏の意義に応じた4つの大学が箱根駅伝創設のきっかけを作りました。

その4つの大学とは・・

早稲田大学
慶応義塾大学
明治大学
筑波大学

です。

第一回箱根駅伝が開催されたのはいつ?

箱根駅伝の第一回って一体どんな大会だったのでしょう?

100年近く前になると、まだ大学自体がそんなにないですよね?

サウ君
第一回の箱根駅伝が開催された1920年(大正9年)にタイムスリップしてみよう!

第一回の箱根駅伝は、1920年2月14日と15日の2日間で開催されました。

サウ君
え・・1月2・3日の開催じゃなかったんだ!

1920年は日本の年号では大正9年。

日本がまだ大日本帝国だった時代です

シマサウ君
大正9年だとまだうちのおじいちゃんおばあちゃんも産まれてないよ・・

箱根が選ばれた理由としては、冬場に観光客が減ってしまう箱根に観光客を呼び込むという意味合いもあったのではないかといわれています。

箱根駅伝第一回大会の参加チームはどこ?

第一回目の参加チームは全部で4チームでした。

大学から長距離の実力者を10人集める必要こと、二日がかりの過酷なレースということもあって参加チームが集まらなかったのだとか・・

サウ君
そもそも・・結構思いつき(?)で大会を実行してしまったという説もあるよ

箱根駅伝に出場した学生は、2月14日に有楽町にある報知新聞社前からスタートします。

2月14日は土曜日だったから、午前中の授業を受けて13時からのスタートでした。

シマサウ君
あくまでも、学生の本分である学業を優先したということね・・

箱根駅伝第一回大会の優勝チームは?

最終結果は

東京高等師範学校(現在の筑波大)15時間05分16秒
明治大学15時間05分41秒
早稲田大学15時間15分31秒
慶應義塾大学16時間50分56秒という結果にになりました。

優勝は筑波大学だったんですね。

サウ君
しかも、2位とはたったの25秒しか差がないぞ・・!

慶應義塾大学の記録ある意味気になりますね。

トップから1時間45分40秒の差がついてしまってます。

今だったら繰り上げスタートになってますね。

シマサウ君
でも、最後まで棄権せずたすきをつないだことは本当にすばらしい!

箱根駅伝はいつから始まった?金栗四三が生みの親!第一回大会優勝は?まとめ

箱根駅伝の歴史をたどってみると、マラソンの海の親とも言われている金栗四三氏にたどり着きました。

2019年の大河ドラマで取り上げられるので楽しみです・・!

今や日本のお正月の風物詩になっているともいえる箱根駅伝。

たった1人のランナーの思いから誕生した駅伝大会だったのですね。

第一回大会からすでに箱根駅伝のドラマは始まっていたんですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。