

数ある駅伝大会の中でも【別格】な人気を誇るのは、毎年お正月に開催される箱根駅伝ですよね。
大学生の駅伝大会である箱根駅伝はなぜそんなに人気があるのでしょう?

お正月の2日と3日は、まず朝から箱根駅伝をテレビで観るという人は多いと思います。
なぜ、箱根駅伝だけがそんなに人気なのでしょうか?
箱根駅伝はテレビで中継されるから人気
箱根駅伝は1987年から日本テレビで中継されています。


ちなみに2018年の視聴率は往路が29.4%で復路が29・7%!
アマチュアスポーツでこの視聴率は、やっぱり箱根駅伝の人気の高さを示してますね!
テレビの影響力はかなり大きいですよね。

箱根駅伝の番組では各大学の背景のストーリーを見せてくれますよね。
そのストーリーを知るだけでも、選手たちから目が離せなくなります。

また、お正月の恒例番組と言うことで普段あまりスポーツ観戦に興味がない人も観ていることも多いです。
そういった駅伝ファン以外の人が見てもわかりやすい解説や実況もすばらしいですね。
箱根駅伝には、伝説のスター選手はもちろん、名監督も多くいます。

個人的には、2018年大会の駒澤大学でエースの選手がフラフラになってしまった時の監督の言葉に泣いちゃった。
工藤くんお疲れ様でした!
襷をつなぐために懸命に頑張る工藤くんの姿をみて感動した。
大八木監督苦しい21.3キロ頑張った工藤を最後褒めてあげてください。
工藤くん4年間お疲れ様でした!
あなたは駒澤のエースです!
感動をありがとう! pic.twitter.com/dwcnyjDKIu— ︎︎☺︎あいり︎︎☺︎ (@AiriJunho) 2018年1月3日

実は駒澤大学の大八木弘明監督っていつもは超厳しい鬼監督なんです。

中継する日本テレビの実況アナウンサーは、大八木監督が工藤に声をかける際に実況を一時中断して耳を傾けましたた。
選手はは顔を上げ、歯を食いしばってタスキをつなぐことができたんです。
状況に応じて実況を中断するアナウンサーの機転がすばらしいですね。
大八木監督が工藤くんに檄を飛ばすときにアナウンサーさんがなにも喋らずに大八木監督の声を聴かせてくれてありがたかったしそれで涙腺崩壊 pic.twitter.com/0UKQFZcB7F
— あーちゃん (@_mOdry_) 2018年1月3日


箱根駅伝の何が良いって、朝から平川健太郎アナの実況が聞ける所でしょう。
相変わらず的確に状況を伝えてくれるし、近年の落ち着きある声のトーンもまた良し。素晴らしや……(*´∀`*)
— スメル (@smell_west) 2018年1月3日
箱根駅伝には【ドラマ】があるから人気!
箱根駅伝には【ドラマ】があります。
そのドラマは、全てのランナーが走り終えるまで誰にも予想することができません。
しかも、箱根駅伝はプロではなく学生のスポーツです。
アマチュアスポーツという不安定な要素があいまって、観ている方はかなりドキドキします。
箱根駅伝のドラマ性を語るには欠かせない言葉がいくつかあって
シード権争い
繰り上げスタート
花の2区
外国人留学生によるごぼう抜き
5区の山下り
ブレーキ
棄権
などなど・・
最後まで本当に目が離せないんですよ!


トップでタスキを受けたの区山登りで、低体温症により大ブレーキとなってしまったんだって
本当に・・最後まで目が離せないドラマがあるのが箱根駅伝の魅力と人気の理由だといえますね。
箱根駅伝はチームでたすきをつなぐ競技だから人気!

駅伝とは、1人で完結するスポーツではありません。
どんなに外国人留学生が花の2区でごぼう抜きをしたとしても、山登りの5区の選手が大ブレーキで順位が下がってしまうこともあります。
2008年には、、「山の神」今井正人の区間新で6年ぶりの総合優勝を果たした順天堂大学がまさかの往路で棄権となってしまっています。
箱根駅伝にはトップチームから10〜20分差がつくと【繰り上げスタート】になってしまいたすきがつなげないという無情なルールもあります。
箱根駅伝はチームでたすきをつなぐ競技だからこそ、ドラマが生まれ人気が高いのだと思います。
走っている選手はもちろん、エントリーしたものの出場できなかった選手や補欠のまま4年間を終える選手も大学のチームの一員です。
それから、監督やコーチはもちろん支えてくれる人が大勢いて成り立っているのが大学駅伝です。
最近では、早稲田大学競走部のおいしい寮めしという本も話題になりましたよね。


箱根駅伝に出場する大学のほとんどが寮生活です。
4年間チームメイトとまさに同じ釜の飯を食うことで、チームの結束力はより高まるんですね。
箱根駅伝はなぜ人気?テレビ中継の視聴率が高いのはドラマがあるから?まとめ
箱根駅伝の魅力はなんといってもそのドラマ性の高さです。
これからも、様々なドラマが箱根から生まれ伝説となることでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。