単行本と文庫の違いは?内容や値段や大きさの差や文庫化までの期間は?

箱根駅伝 山の神

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本はお風呂で半身浴をしながら読む派の私は、単行本より文庫本派です。

(文庫本が濡れないカバーをつけてお風呂で読書しています)

文庫本の魅力は気軽に手にすることのできる薄さ!

文庫本はコンパクトだし、価格面でも単行本よりも安くなるのもありがたいですよね。

お気に入りの単行本や話題の新刊が、文庫本にならないかな〜と思っている文庫本派の方も多いのではないでしょうか?

単行本っていつの間にか文庫化されているというイメージがありますが、文庫化される期間に決まりなどがあるのでしょうか?

ハードカバーの単行本が文庫本とし発売されるまでの期間はどれくらいなのでしょう?

ベストセラーになった単行本は何年かするとだいたい文庫本になって販売されているイメージがあります。

でも、どの単行本も必ずしも文庫化されているるわけではないのはなぜなのでしょう?

読者を最も知る立場にいる書店員がおすすめする”本屋大賞”に決定した書籍の中で、文庫化された本のおすすめなどと合わせてご紹介していきます!

単行本はなぜ文庫化されるの?

同じ本でも、単行本と文庫本の2種類が販売されている書籍がありますよね?

ベストセーラになった本ほど、文庫本として発売されているイメージがあります。

日本で最も売れた小説と言われる村上春樹さんのノルウェイの森は、すでに単行本、文庫本の上下巻合わせて1000万部以上を売り上げているんです!

出版社はどうしてわざわざ同じ本を文庫化し、形や大きさや厚さを変えて販売するのでしょう?

文庫本をして販売することで書籍の利益をさらに上げるため!

出版社はなぜ同じ本を単行本と文庫本両方の形で販売するのかというと…

結論からいうと、その本で得られる利益をさらに上げるためです!

出版社は単行本を販売して、読者が単行本を購入してくれることで利益を得ています。

新刊の単行本を買いたいけれどお値段が高いな〜?と思ったことはありませんか?

単行本の値段を高めに設定しているのは、単行本の値段を高めにしておかないと著者に利益(いわゆる印税)が入らないからという理由もあります。

ですので、単行本は値段を高めに設定して販売します。

単行本が文庫化するのは、単行本が何年もに渡って売れ続けるということが少ないから

例えば、大きな文学賞を受賞したり、映画やドラマの原作になったり、本屋大賞に選ばれた単行本はメディアなどで大きく取り上げられて売り上げ部数も倍増します。

そして、その単行本が話題になっている間は多くの人が単行本を購入するので出版社にも著者にも収益が入ってきます。

でも、その単行本が数年後にもずっと誰もが注目して読みたい、買いたい単行本であり続けるということあまり考えられませんよね?

日々、新しい単行本が出版されているわけですし、文学賞も本屋大賞も毎年変わります。

そう考えると、単行本は時が経つにつれて売り上げが下がってしまいます。

数年前に話題になった本を、わざわざ単行本で買うという人はかなり少ないと思います。

そこで登場するのが文庫本!

単行本の発行から数年後に発売される文庫本は、お値段も安くなっているので読書が手に取りやすくなっているんですよね。

出版社がどうしてわざわざ同じ内容の本を形や大きさや厚さを変えて文庫として販売するかというと…

単行本だった時には購入しなかった読者が、値段が下がって文庫化したことで同じ内容の本でも購入しやすくなるという理由があるといえます。

単行本が文庫化するのは、薄利多売を狙うため!

単行本が文庫化するのは、ズバリ”薄利多売”を狙っているからだともいえます。

文庫本は言うなれば単行本の廉価版。

単行本で十分な収益を得ることができて、単行本販売から一定期間が経過しても、その本で収益を確保できると判断できた場合に出版社は文庫本を発売します。

ただし、文庫本として販売してしまうと単行本と比べて一冊当たりの利益が下がってしまいます。

文庫本は単行本よりも売り上げを多く見込まなければなりませんよね?

そのため、どんな単行本でも文庫化するわけではなく、単行本としてヒットした本を文庫本として販売するのです。

単行本が文庫化されるまでの期間はどのくらい?

”あの単行本が文庫化されたら買おう!”

文庫本派の私は、そんな風に話題の単行本が文庫化されるのを待っていることが良くあります。

単行本が文庫化されるまでの期間はどのくらいなのでしょう?

単行本が文庫化されるまでには約3年!

単行本が文庫化するまでの期間は約3年と言われています。

ただし、文庫化までには3年という期間はあくまでも目安です。

話題になった単行本が3年を待たずに文庫化されることもありますし、3年以上経ってから文庫化されていることになります。

ただし、あまりにも早く単行本を文庫化してしまうと、当然読者は安い文庫を選んでしまい単行本の売り上げた落ちてしまいます。

出版者も著者も、文庫本よりは収益の高い単行本を売りたいですよね?

そのため、単行本が文庫化されるまでには約3年という長い期間が設けられているのです。

最近は単行本が文庫になるペースが早い?

単行本が文庫になるまでは3年かあ…

結構長いな〜と思いませんか?

実は最近、単行本が文庫になるタイミングが早まる傾向にあるのだそう!

例えば、2017年に映画化されて多くの話題を読んだ住野よるさんの”君の膵臓を食べたい”(通称きみすい)

単行本の発売が2015年6月→実写映画化に合わせて文庫本になったのが2017年4月と2年経たないうちに文庫化されています!

2016年に本屋大賞を受賞した羊と鋼の森なども実写映画化に伴って文庫本が通常よりも早く販売されるというケースに当てはまるといえます。

人気のあるベストセラーでも文庫化されない本もある?

あの単行本、お風呂で気兼ねなく読みたいから早く文庫化されないかな〜。

そんな風に文庫化を待ちわびていた単行本が文庫化されない…

私にはそんな経験が何度かあります。

そう。話題を読んだ単行本、ベストセラーになった単行本でも必ずしも全ての単行本が文庫化されるとは限らないのです。

人気のあるベストセラーでも文庫化されない本もあるのはなぜでしょう?

単行本が文庫化する基準ははかなりざっくり

実は、単行本が文庫化する基準ははかなりざっくりしているようなのです。

単行本が文庫化するパターンとして一番多いのは、単行本の発売から2年以上経過し、

”もう十分、単行本で買うお客様には購入していただけたかな?”

というタイミングで文庫化に踏み切るというもの。

文庫本として安く販売すれば、より多くの人に楽しんてもらうことができますよね。

単行本が文庫化されないパターンは?

単行本が文庫化されないパターンとしては次のようなことが挙げられます。

  • そもそも単行本の売り上げ部数が伸びていない
  • ずっと単行本で売れ続けている
  • 著者が文庫化に反対
  • 自分が面白い!文庫化してほしい!と思った単行本が文庫化されないこともあるんですね(涙)

    文庫化された本屋大賞受賞作がおすすめ!

    何か面白い文庫本ってないかな〜?

    次に読む本が見つからない…

    そんな時に手にとってほしいおすすめの文庫本といえば本屋大賞の大賞を受賞した作品の文庫本です。

    実際に私が読んでみておすすめの本屋大賞受賞作をご紹介します!

    第5回本屋大賞受賞!ゴールデンスランバー

    第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞、このミステリーがすごい!で第1位を獲得したゴールデンスランバー。

    映画化では堺雅人さんが主演を演じています。

     

    シリアスな事件を扱っているのに、どこかコミカルな雰囲気が最高!

    ゴールデンスランバーはミステリー好きな方には絶対におすすめ!です

    最後までハラハラドキドキが止まりません!

    第11回本屋大賞2位受賞!昨夜のカレー明日のパン

    ”スルメドラマ”と呼ばれるドラマがあるのを知っていますか?

    噛めば噛むほど味が出るスルメのように何ども繰り返し見ることでさらなる魅力やメッセージが伝わってくるドラマのことです。

    ”スルメドラマ”の代名詞とも言われている脚本家の木皿泉さんの初めての小説が”昨夜(ゆうべ)のカレー、明日のパン”です。

    第27回山本周五郎賞受賞、第11回の本屋大賞で2位に選ばれたことから2014年にはドラマ化もされていて、今でも繰り返し見たくなる作品です。

     

    この作品の魅力は数々の名セリフ!

    小説でも心にポッと灯りがともるような木皿ワールドに引き込まれること間違いなしです!

    単行本と文庫の違いは?内容や値段や大きさの差や文庫化までの期間は?まとめ

    単行本よりも値段が安いことが魅力の文庫本。

    サイズもコンパクトで持ち運んで読書するのにぴったりです。

    文庫本は加筆や、あとがきも加えられているので単行本とは違った楽しみ方をすることができますよね!

    また、本当に好きな本は単行本と文庫本をダブルで購入するという読書家の方もいるようです。

    これからも読書生活を楽しんでいきましょ〜!

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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