ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)優勝2回などを誇る強豪の日清食品グループ陸上部が
活動を大幅縮小するという
かなり衝撃的なニュースが入ってきましたね。
東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ佐藤悠基と村沢明伸を除く
12選手に退部を勧告。
今春入社予定だった大学4年の2選手に対しては内定取り消しの連絡を行ったというニュースです。
日清食品陸上部に内定していた大学生は
国士舘大学の住吉秀昭選手
山梨学院大学の永戸聖選手
の2名。
つい10日ほど前には箱根駅伝を走っていた駅伝ファンなら知らない人はいないほどのエース級選手です。
2名の選手のうち、山梨学院大学の永戸聖選手はすでに山梨学院大の監督である上田誠仁監督が
今後についてコメントを発表しています。
山梨学院大学の永戸聖選手、
今後の進路などはどうなってしまうんでしょうか?
この時期(1月)に内定取り消しとは・・
本当にひどすぎるニュースだと思うのですが・・
永戸聖選手(山梨学院大)が日清食品陸上部内定取り消しで今後は?
【北海道地震・西日本豪雨・台風などの被災者及び復旧復興作業に取り組んでいる方々へ】
○写真
色紙は上田監督が描きました🖌
永戸 聖④
ドミニク・ニャイロ④被災地の少しでも早い復興を祈っています。私たちにできる事は少ないですが、微力ながら復興の活力になればと、甲府から応援しています。 pic.twitter.com/VU0RSJvI9D
— 山梨学院大学陸上競技部 (@YGU_Prussian) 2018年9月15日
永戸聖選手は山梨学院大の主将を務めていたエース級の選手です。
山梨学院大には、ドミニクニャイロ選手というケニア人留学生の選手がいましたが
体調の影響で先日の第95回箱根駅伝には出場せず
山梨学院大の花の2区を走ったのは、永戸聖選手でした。
最後の箱根が終わりました。結果は悔しいけど、この4年間多くのことを学ばせてもらいました。高校の時はまさか大学4年で2区を走らせてもらえるなんて想像すらしてなかったな😅僕がここまで来れたのもいろんな人の支えがあったからこそなので、これからも走りで恩返しできるよう頑張りたいと思います。 pic.twitter.com/ZBFyvqrq65
— 永戸 聖 (@sho_runrun) 2019年1月4日
箱根駅伝で2区を走った実力を持つ永戸選手の元には複数の実業団からの誘いが届いていたそうです。
いくつかの実業団の中から、永戸聖選手は名門、日清食品グループ陸上部を決断したようですね。
山梨学院大の上田監督は、
日清食品グループ側へ1度内定を断った企業を説得してもらうように求めているのだそうです。
箱根駅伝を終え卒業まで十分な時間もない中で、
永戸選手は急な就職活動を強いられることになってしまいました・・
山梨学院大の監督である上田誠仁監督のサポートや
日清食品グループ側には最大限の努力をしてもらい
永戸聖選手の能力が十分に発揮できる進路が早く見つかると良いのですが・・・
永戸聖(山梨学院大)が日清食品陸上部内定取り消し!山梨学院大OB高瀬無量選手らも心配
日清の大幅縮小はとても残念。なぜこのタイミングでこうなったのか、所属選手並びに入社予定選手への影響が心配。内定者は国士舘の住吉と山梨学院の永戸。最近ニューイヤー駅伝での成績も振るわなかった。 pic.twitter.com/dO0dij965u
— Mr. 箱根駅伝 (@tasuki_run) 2019年1月10日
山梨学院大の上田誠仁監督は、
日清食品グループ陸上部が活動を大幅縮小するといううわさは耳にしていたといいます。
しかし、教え子である永戸聖選手の内定取り消しは突然の連絡だったのだそう。’
山梨学院大の上田誠仁監督は、選手思いの指揮官として知られます。
上田監督は漢ですね。
教員出身者特有の熱さと優しさを感じさせます。— ハイテンコーギー (@TFEsaifami) 2019年1月11日
日清食品グループ陸上部に対しては、
「選手は人生を懸けているわけですから。
東京オリンピック(五輪)へ強化選手を絞ってやるならば、
1年をかけて発表するなど手順もあったのではないか」
と予想外の展開に、教え子たちの進路を案じています。
日清食品グループ陸上部には山梨学院大のOBである高瀬無量選手(キャプテン)も所属していますが
高瀬無量選手らも退部を勧告されているということです。
2区 #高瀬無量
#東日本実業団駅伝#日清食品グループ#NISSIN 20181103 pic.twitter.com/qDk7u7mzPR— 日清食品グループ陸上競技部 (@nissinrikujo) 2018年11月10日
上田監督は「企業スポーツのあり方はいろいろある」としたうえで、
「社内高揚、PR活動など対価に合わなければ、消滅するのは仕方ないと理解も示しています。
ただ山梨学院大OBでもある高瀬無量選手らには家族もいます。
日清食品グループ陸上部が活動を大幅縮小することを突如発表し、
選手の生活環境を急に変える形になったことには、疑問を呈しています。
今後は日清食品グループと「共同作業」で新たな所属先を探すという上田監督。
「もう決まってしまったこと。次にどうするか。手を打たないといけない」と、
選手ファーストで最善策を見つけるそうです。
永戸聖(山梨学院大)が日清食品内定取り消し!青山学院大学の原監督もコメントを発表
日清食品グループ陸上部は、
9月に行われる20年東京オリンピックマラソン代表選考会の出場権を持つ
佐藤悠基選手と村沢明伸選手の2選手以外の選手に退部を勧告しました。
事実上の廃部ともいえますよね・・
ほぼ全ての選手に退部勧告とは・・
今後の対応としては、
競技続行を希望する選手には他チームへの移籍を支援
これを機に引退する選手には社業に専念する
という方針を発表している日清食品グループ陸上部ですが、
突然の活動縮小に所属していた選手たちの今後の活動を心配する声も多いですね。
青山学院大学の原晋監督もツイッターで、
日清食品グループ陸上部が活動を大幅縮小することに関してコメントを発表しました。
名門日清食品陸上部活動自粛と言う残念な情報が入った。ただ実業団チームはプロである。ボランティア団体ではない。各チームがチームの商品価値をあげる為社内や世にどれだけ理解を得られる活動をしているか早急に考えないと活動を縮小する流れは止められないだろう。追随するチームが出ない事を願う。
— 原晋 (@7oatQ9pHYIfVqvN) 2019年1月11日
永戸聖(山梨学院大)が日清食品内定取り消しで今後は?上田監督も進路を心配!まとめ
山梨学院大の上田誠仁監督は、
日清食品グループ陸上部が活動を大幅縮小するといううわさは耳にしていたといいます。
しかし、教え子である永戸聖選手の内定取り消しは突然の連絡だったのだそう。’
もしかして・・
永戸聖選手は箱根駅伝を走る前から、
日清食品グループ陸上部が活動を大幅縮小することを知っていたのでは?とも思ったのですが
箱根駅伝を終え卒業まで十分な時間もない中で、
永戸選手は急な就職活動を強いられることになってしまう形になり
とても心配ですね。
永戸聖選手の実力が十分に発揮できる進路が早く見つかることを願うばかりです。