2019年1月16日、
大相撲の横綱・稀勢の里の現役引退の記者会見が午後3時半すぎから都内で行われました。
稀勢の里は会見の冒頭で
「私、稀勢の里は今場所を持ちまして引退し、年寄・荒磯として後進の指導に当たりたいと思います。
現役中は大変お世話になりました」
と述べています。
稀勢の里は会見の冒頭で「私、稀勢の里は今場所を持ちまして引退し、年寄・荒磯として後進の指導に当たりたいと思います。現役中は大変お世話になりました」と述べました。 https://t.co/T3pLIkoV98
— NHKスポーツ (@nhk_sports) 2019年1月16日
稀勢の里の現役引退は
本当に涙が出てしまうほど悲しいです・・
もちろん、結果が全てだということもわかりますし
【横綱】が神格化されているため
負け続けることは許されないのだということも・・
でもたたただ、残念ですね。
【稀勢の里は今場所を持ちまして引退し、年寄・荒磯として後進の指導に当たりたいと思います。】
ということなのですが・・
年寄の荒磯とは一体何なのでしょうか?
また、稀勢の里の引退で気になるのが
今後の収入や横綱の退職金について・・
稀勢の里は横綱だけあって、一般的なサラリーマンに比べたらかなり高額な退職金を受け取ることになるのでしょうか?
稀勢の里が引退で襲名する年寄・荒磯とは何?
荒磯親方
稀勢らしい顔使ってもらえたw pic.twitter.com/fL7zq2FvPl
— どす子 (@sjjjswjsmdshc13) 2019年1月16日
荒磯(あらいそ)とは、
日本相撲協会の年寄名跡のひとつ。
通常は初代が四股名として名乗っていたものが多いが、
荒磯はこれにも当たらず、その由来は定かではないとされています。
ちなみに・・
年寄というのはお年寄りのことではないですよ!
稀勢の里はまだ32歳と「若い」ですが
年寄になることになります。
年寄(としより)というのは、公益財団法人日本相撲協会の構成役員です。
通常は「年寄」よりも「親方」と呼ばれていますね。
「年寄」が主体となって相撲協会および大相撲の運営を行っています。
「年寄」になれるのは、現役を引退した元力士のみなのです。
年寄になることで日本相撲協会の正規の構成員としてとどまることができます。
稀勢の里が角界に残る=年寄になるのですね。
稀勢の里は引退届を日本相撲協会に提出。
すでに年寄「荒磯」の名跡を取得しているため、
今後は荒磯親方として大関高安ら後進の指導にあたるそうです。
日本相撲協会の年寄資格審査委員会で承認された後、理事会の承認をへて、
正式に荒磯襲名が決まったようです。
間違いなく、年寄「荒磯」を襲名しますが、念のためにお伝えしますと、本日午後と思われる「持ち回り理事会」(といっても場所中なので、役員みなさんすぐそこにいらっしゃいますが)での協議を経て、正式決定となります。
— 抜井規泰 (@nezumi32) 2019年1月16日
稀勢の里引退で今後の収入は?
年寄の報酬には、月例給と賞与があります。
サラリーマンとおんなじ感じでしょうか?
他に、勤続年数に応じた勤続手当、
場所手当(年3回支給)、
在勤手当(協会在勤者)、
衣装補助費(羽織・袴での勝負審判者)、
名跡金(年寄名跡の取得補償)などが支給されるとのこと。
屋持ち親方には、力士1人当たり1場所ごとに部屋維持費と稽古場経費、
幕下以下の力士への力士養成費、
関取を育てあげた養成奨励金などが支給されます。
理事になると年収2000万以上、平年寄でも1000万以上、相撲協会は金あるねえ#相撲協会 #理事選
— クリームソーダ (@derbyking7) 2018年2月1日
稀勢の里引退で退職金はいくら?
横綱が引退する時には「退職金」が支給されます。
退職金は「力士養老金」と「勤続加算金」と「特別功労金」の合計金額になります。
稀勢の里の場合は・・
横綱の力士養老金が、1,500万円。
稀勢の里の「勤続加算金」は2,585万円となります。
「一般企業の退職金に当たる養老金と勤続加算金がある。養老金は十両以上が対象で幕内は763万円。勤続加算金は十両以上の力士が各地位での場所数に決まった金額をかけ、幕内は1場所20万円」
引退の貴ノ岩 退職金は満額、引退相撲可能 : スポーツ報知 https://t.co/3ErqHTt94n
— NI-Lab. (@nilab) 2018年12月8日
出典 http://dosukoi-dosukoi.com/archives/2585
また他には、横綱と大関が引退するときに理事会の決議によって支給される
「特別功労金」というものもあるみたいです。
まだこの特別功労金の金額については正確な数字がわかっていませんが・・
貴乃花や朝青龍が1億円以上支給されています。
朝青龍関の特別功労金は1億2000万円とみられます。貴乃花を下回りました。 http://bit.ly/aD2YKW
— 毎日新聞 (@mainichi) 2010年2月10日
稀勢の里もおそらく1億円前後の「特別功労金」が支給されるのでは?と思われます。
稀勢の里の退職金は、
「力士養老金」1,500万円
「勤続加算金」2,585万円
「特別功労金」1億円前後
ということになりそうですね。
さらに・・!
懸賞金からの積立金も引退時に受け取ることができるのだそう。
懸賞金は自分で全て受け取れるわけではなくて
6万2,000円のうち
3万円が土俵でその場で渡され、
相撲協会が経費として5,300円徴収。
残りの2万6,700円を力士本人名義の積立金として管理し、納税充当金として使用されます。
この納税後の余剰金が「退職金」となり、引退時にもらうことができるのですね!
今日の白鵬 ・稀勢の里戦の懸賞金は58本、1本62000円 そのうち相撲協会に5300円、積立金26700円、現金は残りの30000円、今日の白鵬の現金収入は1740000円、すごいわ〜。積立金だって源泉徴収はされるがいずれは貰える。才能と精進と強運の賜物である。
— しちれゆ (@mayhaha160) 2016年5月20日
稀勢の里の場合は大変人気のある日本出身横綱だったので
取り組みの際に多くの懸賞金が懸けられていたと思います。
かなり多くの懸賞金からの積立金を受け取るのでは?と思われます。
稀勢の里が引退で襲名する年寄・荒磯とは何?今後の収入や退職金は?まとめ
稀勢の里が引退し
年寄、荒磯を襲名ということで
荒磯って何なの?と疑問に思って調べてみました。
それから気になるお金の話・・!
やはり横綱だけあって退職金もケタが違いますね・・・!
誰でもなれる地位ではないですし
退職(引退)に関して支給される金額も一般的な職業とは違うんですね!
稀勢の里が今度は親方として、新たな横綱を育ててほしいです。
高安関なども指導されるとのことで・・
まずは高安関に優勝してもらい
稀勢の里が育てた横綱になってほしいなあ・・