医師が都市部などに偏り、地方の病院で不足する偏在の問題を解消しようと、
厚生労働省は少なくとも15の県を「医師少数県」に指定し、
医師の確保に向けた対策を集中的に実施していく方針を固めました。
医師少数県に指定される見通しなのは、
全都道府県のおよそ3分の1にあたる
岩手県
新潟県
静岡県など少なくとも15の県ということですが
3県以外で医師少数県はどこ?
また逆に「医師多数都府県」になる都道府県もあるそうです。
「医師少数県」では何万人の医師が不足することになっているんでしょうか?
医師少数県はどこ?岩手新潟静岡?
厚生労働省が将来の地域の医師数を新たに試算した結果、
医師の偏在を解消する目標年としている2036年でも
全国335地域のうち約220地域で約2万4000人の医師不足が見込まれることがわかりました。

出典 中国新聞
厚労省は試算に基づき青森、千葉、静岡、山口など15県を「医師少数区域」と定め、
地元で一定期間働くことを義務付ける大学医学部の「地域枠」を重点的に配分するなど対策を加速させるということです。
https://mainichi.jp/articles/20190216/k00/00m/040/001000c
医師少数県、「医師少数区域」と定められたのは次の都道府県です。
北海道
青森県
岩手県
秋田県
福島県
群馬県
埼玉県
千葉県
新潟県
長野県
静岡県
山口県
宮崎県
東京や京都は医師多数?
全国の都道府県の中で人口当たりの医師の数が少ない県などを
「医師少数県」に指定し、集中的に対策を実施することで、
2036年までに偏在の解消を目指す方針を固めると発表された一方で
東京都や京都府など少なくとも15の都府県は「医師多数都府県」に指定され、
2036年には合わせて1万8000人余りの医師が過剰になると推計されていて、
厚生労働省は少数県への医師の移動を促していきたいとしています。
不足する医師は何万人?
医師少数県では、2036年に合わせて2万4000人余りの医師が不足すると推計されています。
医師少数県解消の具体的な取り組みとしては、
少数県で一定期間勤務した医師に国の認証を与える制度を活用したり、
大学卒業後に特定の地域での勤務を義務づける、
医学部の「地域枠」を増やしたりすることなどが想定されています。
医師少数県15県はどこ?岩手新潟静岡?東京や京都は医師多数?不足する医師は何万人?まとめ
厚生労働省は静岡県など少なくとも15の県を「医師少数県」に指定する方針を発表しましたね。
一方で、東京都や京都府など少なくとも15の都府県は「医師多数都府県」となっています。
少数県への医師の移動を促し、2036年までに医師の偏りを解消したい考えということですが
医療関係者からはそれだけでは不十分だという声も上がっていて、
実効性のある対策を打ち出せるかが焦点となっているようです。
老後は静岡に住みたいと思っているので・・・
静岡県の医師不足は個人的にショックでした。
比較的人口の多い
千葉、静岡、なども「医師少数区域」となっているんですね・・