静岡県熱海市議選では91歳の無所属山田治雄氏が連続12回目の当選を果たしました。
21日午後11時ごろ、熱海市市清水町の事務所に当確の一報が入ると、約40人の支援者が歓声を上げ、山田治雄氏が連続12回目の当選を喜びました。
18人で15議席を争った混戦に危機感もあったという山田治雄さんは91歳、
信条とする「市民に一番近い政治」を訴えてきました。
「12期目を迎えることができる。懸命にやっていきたい」と安堵(あんど)の表情を浮かべたということです。
昭和2年生まれで1ヶ月後に92歳のお誕生日を迎えるという静岡県熱海市議の山田治雄氏。
どんな経歴の全国最高齢市議なのでしょうか?
熱海市議としての活動内容についても気になりました。
山田治雄(91歳熱海市議)の経歴(学歴)や職業は?
山田 治雄
職業 行政書士
住所 熱海市水口町2丁目
1927年(昭和2年)5月15日生まれ(91歳)
熱海市出身
学歴 帝京商業学校を中退し海軍航空隊に入隊。
1944年春に旧海軍航空隊に入隊した戦争経験者。
戦後は農業委員などを歴任、1975年の市議選で初当選。
党派 無所属
会派 熱海進政会議員団
所属委員会 総務福祉教育委員会(委員長)、公共施設整備等特別委員会、議会運営委員会
山田治雄氏(91歳全国最高齢熱海市議)活の動内容や公約は?
この4年間は熱海市議として立派に職責を務められましたが、現在91歳で次の4年間は大丈夫でしょうか・・・見出しと記事には11期目とありますが、在職44年なので、次は12期目ですね。
日本最年長市議、91歳山田治雄さん 11期目へ始動/後援会事務所開き https://t.co/dN56WGbUns
— あつうみ (@atsu_umi) 2019年3月16日
選挙戦では高齢者や労働者を支援する政策の一層の強化などを有権者に訴えたという山田治雄氏。
スローガンは「市民に一番近い議員」
熱海市街地に行政書士兼政治活動の事務所を構え、市民の相談や話に耳を傾けています。
議会では一般質問を欠かささず、5月15日に92歳になるが「戦後は大きな病気はしたことがない」と語ります。
次の4年間に取り組む課題は高齢者の買い物支援。
「(議員を)44年やっても、まだやり足りないことがある」
「まだまだやることがたくさんある」と市政に対する意欲は衰えません。
山田治雄(91歳熱海市議)の学歴や職業は?全国最高齢で12選!活動内容や公約は?まとめ
静岡県熱海市議選では、現職の山田治雄さんが12回連続となる当選を決めました。
全国最高齢、91歳(来月に92歳)の市議である山田治雄さんは昭和2年生まれ。
1975年の初当選以来、行政書士としての知見から貧困対策を中心に力を注いできました。
支持者から花束を受け取った山田さんはこの日、「晴れ晴れとした気持ち。『心は青年』の勢いでいきたい」と笑顔を見せました。
選挙戦では1日数回~10回ほどの街頭演説をするなど精力的に活動。
当選を重ねるにつれて、支持者も高齢化し、亡くなったり投票に行けなくなったりする人が増えたそうです。
議会の定例会ごとに出す1400枚の報告はがきや市民相談で支持者とつながり、今回も議席を守った山田さん。
当選後、「活動を評価してもらえた。山積みの高齢者の問題に取り組む」と力を込めたそうです。
これからもお元気で活動されてほしいですね。